五山炎上

詞・曲 / 翔平

※京都の夏の風物詩である大文字山の「五山の送り火」をテーマに、あの世と現世を繋ぐ歌を高速ピアノソロとインパクトのあるサビに仕上げました。


大文字が紅に染まる 皆の魂送り出すの
大文字を紅に染める 八月の風ヒュルリ吹く

暗い木々の奥 松明が揺れる 深い闇の中 影が蠢く
今日は現実と死後が繋がる 灯りを灯す刻きたり

燃やせ 燃やせ 五つの山を 今日は五山炎上の日よ
燃やせ 燃やせ 大の形に 今宵だけの炎の調
燃えろ 燃えろ 五つの山よ あの世へ向け送り火しよう  
燃えろ 燃えろ 大の形に 今宵だけは炎で宴

京の空が紅に染まる 花火気分で浴衣纏う
亡者たちが里へ還る どこもかしこも人の波

明るい明日望み 少女たちは唄う 遠い昔より続くしきたり
今日は古と現在が繋がる 時代を結ぶ時きたり

燃やせ 燃やせ 五つの山を 今日は五山炎上の日よ
燃やせ 燃やせ 大の形に 今宵だけの炎の調
燃えろ 燃えろ 五つの山よ あの世へ向け送り火しよう
燃えろ 燃えろ 大の形に 今宵だけは炎で宴