詞/曲 翔平

流れる雲と青い空を 見上げた一人きりの屋上で
離れないこの足が迷うものは 他でもなく僕のことだからか
希望の橋が見つかるのは 限られた人だけの幸運で
特別じゃない者たちにとって 憎しみにすら思えるものさ

叫んでも声は遠くまで届くこともなく
端っこで小さくうずくまっているなら

いっそ飛びたいけれど その意気地もないほど
この体腐ってしまったようだ

流れる雲なら遠ざかり だけど僕はまだここにいる
離れないこの足も立つことが 嫌になったから腰を下ろした

明日なら悲しみの檻を抜けて 
昨日までの自分を振るい落とせる

飛べるのなら飛びたいけど 僕はそのための翼を持たず
それならばこの足でいいから 踏み出すことくらい試してみる
限界とか知らないけど むしろ楽しめることもあって
自分で自分を否定するくらいなら 光を持て