KAGUYA 2013/05/18@KYOTOMOJO

詞/曲 翔平



竹の中から出てきた 目を眩ませるほどの輝きと共に
ただの幼女じゃないのよ みんながこう呼ぶわ かわいいかぐや姫
この世のものと思えない 美しさのせいで男に困らない
山のような贈り物 ちやほやされるのは嫌いじゃないですわ

誰もが私を求める 「さあ 顔見せて ねえ かぐや姫」
竹取翁も求める 「さあ いつまでも ねえ ここにいて 」
なんて贅沢な生活 「欲しいもの 全てあげましょう」
そろそろ迎えが来るころ でも 月の使いなんて追っ払ってちょうだい

月になんて帰りたくないの 私は綺麗なかぐや姫
月になんて帰りたくないの このまま地球にいさせて
月になんて帰りたくないの 私は美人のかぐや姫
月になんて帰りたくないの どうかお願い私を守ってよ

遠い都(まち)から出てきた 帝とか呼ばれてる偉そうな男
顔は悪くはないわね 私を守らせるにはちょうどいいかもね

満月の日が近づく 「どうしたの ねえ 泣かないで」
竹取翁は恐れる  「あなたは私の宝物」  
帝は兵士を集める 「かぐや姫を守り抜け」
富士の麓で戦よ さあ 月の使いたちを返り討ちにして

月の使いたちが現れた 空飛ぶ船など乗りながら
周りの男は役立たず 誰もが呆けて座り込む でも
月になんて帰りたくないの まだまだ楽して暮らしたい
月になんて帰りたくないの このままずっと夢を見させてよ


月なんて帰りたくないの どうかお願い もう少しだけ 

この夢の中 遊ばせてください