京乱フェイト

詞/曲 翔平



平安時代のど真ん中 世間は平安どころじゃないです
町に蔓延る悪霊を 鎮めるための儀式が必要
あれやこれやと考えて 最後に頼むはやっぱり神様
町にのさばる悪霊を 鎮め給えと現世に呼び出した

陰陽師が集う庭で 詠み上げられる祝詞(のりと)
立ち込める妖しげな霧 さあ始めよう 人々の希望 1000年続くお祭りを

祇園祭を始めましょ いくら乱れたって焼かれたって 京の町は不滅
祇園祭を始めましょ いくら叫んだって騒いだって 
今日くらいはもう“おしとやか”は捨てろ
今日くらいは 声を上げて

戦国時代のど真ん中 世間は信じるものさえ失い
されど京都の町衆は 祭りの中に希望を見出した
 
山鉾たちが歩く通り 碁盤の目に連なる
押し寄せる無粋な侍 さあ焼き付けろ 濁った瞳に 我々の存在を

祇園祭を始めましょ いくら乱れたって焼かれたって 京の町は不滅
祇園祭を始めましょ いくら叫んだって騒いだって 
今日くらいはもう“おしとやか”は捨てろ
今日くらいは 声を上げて

祇園祭を始めましょ いくら乱れたって焼かれたって 京の町は不滅
祇園祭を始めましょ いくら叫んだって騒いだって 
今日くらいはもう“おしとやか”は捨てろ


祇園祭を始めましょ いくら乱れたって焼かれたって 京の民は不滅
祇園祭は終わらない いくら叫んだって騒いだって
今日くらいはもう“おしとやか”は捨てろ
今日くらいは 声を上げて 声を上げて